2018.9.20
ブログ
住宅ローンを利用して不動産を購入する際、貸付ける金額が大きいことや、
長期的になることで、貸す側にもリスクが生じます。
そのリスクの返済保証(担保)として、債権者(銀行など)を第一順位として優先的に弁済(債務を弁償すること)を受けることができる権利が、抵当権です。
ローンの返済が滞った場合には、抵当権を行使することで不動産を差し押さえ、競売にかけることが可能になります。
債務者は抵当権を行使されないように、ローンを滞りなく支払おうと努力するようになり、万が一返済不能になった場合も債権者(銀行など)は差し押さえた不動産を競売などで売却することで、ある程度損害を補填することができます。
住宅ローンの返済が困難になり、不動産を売却したい場合は、この抵当権設定の登記を抹消する必要があります。
他人の抵当権が設定されたままの不動産を購入したいと思う人は少ないでしょう。
不動産価値を高め、スムーズな売却を望むなら抵当権の抹消は必須と言えます。
例えば、住宅ローンの債務が残っており、抵当権を抹消したい場合、
抵当権者と交渉し、売買成立時に抵当権抹消手続きをしてもらう承諾を得て、売り出しを開始します。このときの交渉は一般的に、仲介をする不動産業者や法律家に依頼して行います。
債権者(銀行など)にとっても、競売になるよりはメリットがあるため、こういった交渉が可能です。
売買成立後、売却金額から諸費用を差し引いた金額を債権者への債務返済に充当することで抵当権の抹消ができるようになります。
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