2018.3.2
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離婚により家を売却する際、財産分与をするには何から始めればいいでしょうか。
不動産についてさまざまな取り決めをする前に、現状がどのようになっているかしっかり調査することが重要です。具体的に注意するべき点を見ていきましょう。
● 不動産が夫妻の共有名義になっている場合
不動産は誰の名義になっているか、法務局で不動産の登記簿謄本を取得し調べます。どのような担保権(抵当権など)が設定されているかも確認します。
● 不動産の時価
不動産の価格について調べましょう。売却するべきか否かの重要な指針となります。
● 住宅ローンの契約内容
契約書を確認し、残債額や誰が債務を負っているのか、誰が連帯保証人かを確認します。
当初の契約から変更されている場合もあるため、書類一式に一通り目を通す必要があります。
● 購入した時に用意した頭金の内訳
夫妻のどちらが用意したか、また、親から負担してもらった場合など、どちらがどのくらい用意したかなど明確にしておきましょう。
● 財産分与に該当する期間
夫婦で協力して得た財産を平等に分けるという目的で行われる財産分与。そのため対象になる期間は、2人が協力していたと考えられる「結婚してから離婚(もしくは別居)」するまでの期間が原則となります。
別居の場合、「いつから婚姻関係が破綻したか」の判定は複数の見方があり、個々の事案に応じて判断される傾向にあります。
離婚する際、話し合いしなければならないことはたくさんあるでしょう。
きちんと資料を集め、冷静な判断をすることが大切です。
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