2017.8.18
ブログ
家を売ろうと思ったとき、最初にすることはなんでしょうか?
まずは売ろうとしている家が誰のものになっているか、正しく把握しましょう。
家は名義人のものです。
あなたのお住まいになっている家(不動産)の名義は誰になっているでしょうか?
その調べ方をみていきましょう。
そもそも家(不動産)は、購入した際に不動産登記をします。
財産である不動産が、
・だれのものか
・どこにあるか
・どれくらいの広さか
・etc
これらの情報を公的に記録するためです。
公的に記録された書類を「登記簿謄本(とうきぼとうほん)」といいます。
●登記簿謄本を取るために必要なこと
家(不動産)の「地番」もしくは「家屋番号」が必要です。
これは住所とは違います。
不動産を購入した際の登記権利証や固定資産税の納税通知書に記載されている番号です。
それらの書類がすぐに見当たらなくても、住所があれば調べる事は可能です。
その方法は「法務局に電話して聞く」ということです。
電話していいのかな?何を聞かれるかな?と不安に思うことはありません。
法務局の職員の方々は慣れっこな問合せですので、必要なこと以外聞かれることはありません。
電話で問い合わせるだけなので費用もかかりません。
「不動産の地番と家屋番号を調べてほしいです。住所は~です。」
と聞きましょう。
地番と家屋番号がわかれば、「登記事項証明書」を取得しましょう。
※登記簿簿謄本の内容を証明するために発行される書類が登記事項証明書です。
登記簿謄本が原本で登記事項証明書が原本のコピーといったイメージですね。
この際、電話をかける法務局は家(不動産)の最寄りの法務局です。
家(不動産)が北海道にあるのに、沖縄の法務局に電話をかけてはいけません。
また、法務局にあるブルーマップ(大きな本 中身は地図です)から地番を探すこともできますが、慣れていない方には難しいかもしれません。
●登記事項証明書はどこで手に入れることができるのでしょうか?
登記事項証明書はいろいろな方法で取る事が出来ます。
http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/online_syoumei_annai.html
忙しい人にとっては、オンラインで申請するのが便利でしょう。
https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/web/top/SC01WL01-ViewLogin.do
申請者の情報を登録する必要があり、手間に思うかもしれませんが、法務局に行く必要はありません。
一番早いのは、法務局に直接出向く方法です。
登記簿謄本はデータ化されているので、どの法務局でも全国の登記簿謄本を取ることができます。
法務局は、多くの人がなじみがない場所ではないでしょうか?
ですが、法務局は誰でも入る事ができます。書類の取り方がわからなくても、聞けば教えてくれます。
何より、申請してすぐに取得することができます。オンラインの場合には郵送もしくは受け取りに行く必要があるので、申請してから手に入れるまでの時間が段違いです。
お近くの法務局を探してみましょう。
http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/kakukyoku_index.html
それぞれの都道府県ごとに本局・支局・出張所等がありますので、一番近くの場所を探していただけます。
法務局では、窓口に備え付けられている申請用紙に記入して申請する方法と、証明書発行請求基を使って申請する方法と2つあります。
●登記事項証明書 取得のための手数料
1通 600円です。
土地と建物 両方取得すると2通で1200円です。
※オンラインの場合は郵送か受け取りに行くかで違ってきますが、480円~500円です。
お疲れさまでした。
家(不動産)の名義を調べるだけで一苦労ですね。
ここまでて疲れてしまったときは、ぜひリーガル倶楽部にお電話ください。
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