離婚問題

平成に入ってから離婚をする夫婦が増え、年間で２０万組を超えるようになっています。

年金分割制度が始まって、熟年離婚という言葉もよく耳にするようになりました。

離婚は「失敗」というイメージが強かった以前と違い、最近では「再出発」など前向きに捉える方も多くなっているのではないでしょうか。ただ、現実に直面すると、これまで二人で築いてきた「家族」や財産などについて、様々な悩みが生じるのは事実でしょう。 離婚問題と一口に言っても離婚問題に直面するに至った経緯は夫婦ごとに異なることはもちろん、その悩みは、離婚すべきかどうかというところから、離婚したいが相手方が応じてくれない、離婚することにはなったが子供の親権者の決定・養育費・財産分与・慰謝料などについて合意できないなど様々です。

離婚後の住まいや生活費をどうするかも重要な問題です。また、離婚を考えるに至った事情の中には多重債務などの別の視点から解決をしなければならない問題を含んでいる場合もあるでしょう。 離婚の問題に直面したとき、一人で悩んでいてもよい答えが見つかるものではありません。

時が経つにつれて夫婦の溝がさらに深刻になっていく可能性もあります。友人などに相談することができれば、解決のヒントが見つかることもあるでしょうし、不満を誰かに聞いてもらっただけで気が済んでしまうということもあるかもしれません。 ただ、やはり夫婦間のことですので、身近な人に相談することができないという方も多いと思います。 一人で悩まずに気軽に相談室をご利用頂ければと思います。普段の生活とは無関係な全くの第三者であれば、日々の不満をぶつけやすいかもしれません。全くの第三者であれば冷静にお話を聞き、客観的な立場でアドヴァイスをすることもできるでしょう。